2020年10月7日水曜日

中島明子先生の論文が受理されました。

 中島明子先生(大学院2年生)の原著論文(Virus database annotations assist in tracing information on patients infected with emerging pathogens)がInformatics in Medicine Unlockedに受理されました。福井大学での医学生時代に培ったプログラミング技術を生かして、蛋白質の一次構造(アミノ酸配列)の変異をアミノ酸の進化ととらえて数値計算するプログラムを開発しました。OMPの配列解析に威力を発揮したこのプログラムを応用し、COVID19のタンパク質変異をエクセルによる解析で容易に追跡できることを報告しました。またゲノムデータベースの今後のあり方について医療の観点から考察しました(秋田大学医学部の久場敬司教授との共同研究)。

趣味は変化朝顔の栽培だそうです。